捻挫の腫れが引かない原因と対処法~痛くない時も要注意

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足首の捻挫の画像

ただひねっただけ…そんな風に捻挫を軽く見ていませんでしたか?

こんにちは、ライターの優です。

捻挫は軽度の物であれば通常数日~2週間程度で腫れも痛みも軽快します。

腫れ(痛みの有無を問わず)が2週間以上続いているときは、何らかの見落としや異常がある可能性を疑いましょう。

今回は捻挫の腫れが引かない原因と対処法を確認します。

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そもそも捻挫って何だっけ?

足首の捻挫の画像photo credit: Ankle swell and internal bleeding via photopin (license)

捻挫は関節に「許容範囲を超えた力」が加わったこと等によって、靭帯や関節包に起こる損傷です。肉離れも似た怪我ですが、こちらは筋肉や腱を損傷しています。
比較的身近な怪我の一つで、突き指、足首をひねった、ぎっくり腰、むち打ち等が代表的です。

靭帯へのダメージが確認できない場合でも、レントゲンで異常がない(骨折でも脱臼でもない)関節の怪我であれば「捻挫」と診断されることもあります。

日本整形外科学会では以下のように捻挫を分類しています。

1度:靭帯が伸びた程度
2度:靭帯の一部が切れた
3度:靭帯が完全に切れた

安静治療が一般的ですが重症度によっては手術を要することもある、程度の幅が広いけがの一つです。

捻挫の腫れが引かない原因と対処法

軽度の捻挫でも長ければ完治までに2週間程度かかってしまうことがあります。
2週間以内であればそれほど腫れに敏感になる必要はありません。

腫れが2週間以上続いているとき、腫れが以前に増してひどくなっているとき、痛みが強い時は、なるべく早めに受診します。

腫れが引かないのは、以下のような可能性が考えられます。

実は小さな骨折をしている/骨軟骨損傷を起こしている

足のレントゲン

レントゲンを撮っていない場合はもちろん、たとえ整形外科でレントゲンを撮っていても、小さな骨折が見逃されてしまうことがあります。
骨折は一般的に捻挫よりも完治までの期間が長いため「腫れが引かない」のは骨折のサインの可能性があります。

小さな骨折やヒビであれば、自然治癒が可能なケースはありますが、脱臼や亜脱臼の放置は危険です。

軟骨の一部が欠けてしまう骨軟骨損傷もレントゲンにうつりにくいため、発見しづらく、捻挫の陰に隠れてしまうことがあります。
こちらは好発する距骨の骨軟骨損傷の実際の症例とレントゲン写真、MRI画像が掲載されているサイトです。
CHECK古東整形外科~距骨骨軟骨損傷

捻挫か骨折か、レントゲンなしに素人が見分ける方法はありません。
捻挫したかなと思ったときは、整骨院や整体ではなく、整形外科でレントゲンをとって確認するようにしましょう。

患部を動かした/安静固定が足りない

ハイキングブーツ

捻挫を治すうえで最も大切なのは安静と固定です。
ところが、痛みや腫れが引き始めた時点でついつい動かしてしまう方が多くいます。

運動を再開してしまったり、サポーターやテーピングをやめてしまったり…
少し治ってきたからといって無理をすると、捻挫の腫れが引かないどころか、悪化し、完治が難しくなっていきます。

動かしてしまったせいで痛みが再開した、という後ろめたさから再度病院を受診することにためらう方もいるかもしれませんが、痛みや腫れがぶり返してきたときはなるべく迅速に診察と治療を再開しましょう。

浮腫んでいる(むくみ、浮腫)

つま先立ち

捻挫そのものの腫れはひいていても、浮腫みによって腫れが続いてしまうことがあります。
痛みはないのになぜが腫れが引かない、指で押すと痕がつく、そんな方は浮腫みを疑ってください。

捻挫の場合、浮腫みの原因は主に筋力の低下です。

特に足首がむくみやすい部位です。

ふくらはぎなどの脚の筋肉は、脚にたまる血液や水分を体の上に送り返すポンプのような役割を担っています。
安静や固定によって筋力が低下すると、このポンプ機能がうまく働かず、水分を送り返すことができません。

浮腫みの解消には、ふくらはぎを動かす運動や、締め付け力の強いサポーターを利用する方法がありますが、捻挫の治療の邪魔にならないように工夫する必要があるので、必ず医師の指示を仰いで行うようにしましょう。

最後に

なぜか、捻挫程度で整形外科に行くのは大げさだ!と感じている方が多いように思います。
そのため、まず整体に行き、数週間経って痛みや腫れが治らないと整形外科に駆け込む方が多くいます。

捻挫した!と思ったときはまず整形外科に行ってください。
捻挫なんかで受診するんじゃない!と怒る医者がいたらそれはダメ医者です。病院を変えてください。

整体や整骨院は確かに手軽ですが、レントゲンやMRIをとることはできません。
正しい診断と治療を受けるためにも、ひどくなってからではなく、初めから整形外科を受診するようにしましょう。

かなり治ったと感じても、途中で通院をやめず、定期的なチェックを欠かさないことが大切です。
捻挫はしっかり治さないまま放置していると、「癖」のように何度も繰り返し、徐々に治りも悪くなってしまいます。
自己判断で治療を中止することはせず、専門家の目できちんと確認してもらうようにしましょう。

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