葛根湯の飲み合わせの具体例(頭痛薬・風邪薬・胃腸薬等)

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葛根

こんにちは、ライターの優です。

今日のテーマは「葛根湯の飲み合わせ」です。

葛根湯はご存知の通り、
風邪のひき初めや肩こり、蕁麻疹などの治療に
使われる漢方薬です。

葛根湯をはじめとする漢方薬は「副作用がない」
「効き目が緩やか」と気軽に飲む方もいるかもしれません。

葛根湯には、飲み合わせてはいけない、
気を付けなければいけない薬というものが存在します。

効き目が強く出過ぎてしまったり、
必要な効果が発揮されなかったり…

ドラッグストアでも簡単に購入できる葛根湯ですが、
他の薬を飲んでいるときは、要注意ですよ!

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葛根湯に含まれている生薬と効き目

葛根湯は、いくつかの生薬を組み合わせたものです。
生薬はそれぞれ異なった効果を発揮します。

1.葛根(かっこん)

葛根

葛餅や葛湯に使われる「クズ」と同じ植物。

 

葛根はクズの根を乾燥させたもので、効果は発汗や鎮痛。
イソフラボンの一種、プエラリンやダイゼインを含む。

2.麻黄(まおう)

麻黄

シナマオウなどの地上茎。

交感神経系を刺激して、気管支を広げたり、
脈や血圧を上げる作用がある。エフェドリンを含む。

エフェドリンは飲み合わせに注意が必要な成分。

3.桂枝(けいひ)

桂皮

シナモンやニッキと呼ばれる香辛料と同じです。
スパイスの王様、薬物の王様、などと珍重されています。

効能は発汗や解熱、鎮痛など。

糖尿病予防効果も示唆されている生薬です。

4.甘草(かんぞう)

甘草ウラルカンゾウまたはスペインカンゾウ
いずれかを使った生薬で、
多くの漢方薬に使われている。

消炎作用があり、咳や喉痛に効果がある。
グリチルリチン(グリチルリチン酸)を含む

5.芍薬(しゃくやく)

シャクヤクの根を使った生薬。
鎮痛、炎症改善、止血などの作用を持つ。
シャクヤク【漢方ナビ】

6.生姜(しょうきょう)

しょうがと同じもの。胃を整えたり、吐き気を抑えたり、
体を温める効果がある。
ハル薬局 生姜(しょうきょう)

7.大棗(たいそう)

ナツメの実を乾燥させたもの。鎮静作用を持つ。
ハル薬局 大棗(たいそう)

飲み合わせに注意する成分

葛根湯の中で特に飲み合わせに注意が必要なのが、
麻黄に含まれるエフェドリンと
甘草に含まれるグリチルリチンです。

エフェドリンを摂りすぎると…

エフェドリンは、喘息や鼻づまりなどの治療に使われます。
摂りすぎると動悸が激しくなったり、血圧が上がったり、
頭痛や吐き気、イライラといった症状が現れます。

麻黄やエフェドリンが含まれる薬を
重ねて飲まないようにしましょう。

またカフェインもエフェドリンと似た作用を持ちます。
同じく重ねて摂取しない方が良いものです。

グリチルリチンを摂りすぎると…

甘草に含まれるグリチルリチンを摂りすぎると、
血圧が上昇して体がむくむなどの症状が現れることがあります。

これは、偽アルドステロン症と呼ばれる状態で、
血中のカリウム値が低くなってしまっています。

甘草は、他の漢方のみならず、様々なお薬や、
市販の食品にも含まれています。
葛根湯を飲んでいるときは、成分表を確認して、
グリチルリチンや甘草を摂りすぎないように気を付けましょう。

具体的な薬別飲み合わせNG&OK

具体的な薬ごとに、葛根湯との飲み合わせがOKか
NGかを調べた結果です。
※絶対ではありません。医師薬剤師に確認して服用しましょう。

風邪薬(パブロン・ルル)

風邪薬は、葛根湯と同じ様な成分を
含んでいることが多々あります。

例えば、第一三共のルルアタックEXは、
麻黄と同じエフェドリン系の成分を含んでいます。

風邪薬と葛根湯を飲み合わせたいときは、
メーカーや薬剤師、医師に相談してください。

頭痛薬・鎮痛剤(ロキソニン・バファリン)

ロキソニンは、一般的に葛根湯と飲み合わせても
大丈夫と言われているお薬の一つです。

バファリンは飲み合わせには問題ないかもしれませんが、
体を温める葛根湯とは逆に、体の熱を下げる作用があるので、
飲み合わせた結果どちらの効果も中途半端に
なってしまう可能性があります。

胃腸薬(太田胃散、大正漢方胃腸薬)

大正漢方胃腸薬には甘草が含まれています

また、普通の太田胃散二は含まれていませんが、
太田漢方胃腸薬IIなどにも甘草は含まれています。

甘草を重ねてとることは避けたいので、
飲む回数や量に注意してください。

抗生物質

葛根湯と抗生物質は、一般的に飲み合わせても
特に問題はないといわれているようです。

栄養ドリンク

栄養ドリンクはさまざまな種類のものが販売されています。
葛根湯と飲み合わせたいときは、
甘草とカフェインが配合されていないものを選びましょう。

コーヒー

コーヒーコーヒーと葛根湯の組み合わせで問題になるのは、
コーヒーのカフェインと葛根湯のエフェドリンです。

どちらも神経を興奮させる作用があります。
過剰に効果が出てしまうと、心臓をはじめとする
循環器系に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

まとめ

葛根湯と他の薬を飲み合わせるときは、
必ず医師薬剤師に相談してからが基本です(お薬手帳も忘れずに)。

以下の成分が含まれているものは、避けるのがベターです。

  • 麻黄またはエフェドリン
  • 甘草またはグリチルリチン
  • カフェイン

薬、漢方薬を飲んで、少しでも異常を感じたときは
服用を中止して、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

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